文京の古本屋

東京大学合同同窓会「第6回東京大学ホームカミングデイ」(平成19年11月10日)に参加致しました。

ホームカミングデイ当日はノーベル賞受賞者(江崎玲於奈氏、大江健三郎氏、小柴昌俊氏)講演会などの式典やイベントが開かれ、雨にもかかわらず東京大学同窓生の方を中心に多数の方がご来場されました。

東京大学様からの参加のご要請により今回が初めての参加となりましたが、当日は古書の販売は行わず古典籍、洋書、夏目漱石などの文京区の文豪の書簡、サブカルチャー関連など幅広いジャンルの稀覯本が収められたショーケースの展示や古書のご売却のご相談コーナーなどを設置致しました。

普段は目録(カタログ)販売、事務所営業が中心の東京古書組合文京支部という事も有り、東京大学同窓生の方だけでは無く目録を通してのお付合いのお客様にも多数ご来場頂きました。

ショーケース前で待機中の大山堂書店、青木支部長と支部員

お客様の熱心なご質問に対し、ご説明中の支部長

「文京区古書店マップ」の他、各古書店の目録などを配布致しました。

専門店の集合体の文京支部ならではの、稀覯本ショーケースは特にご熱心にご覧頂きました。(当日は保険がかけられました。)

自由に手に取りご覧頂ける東大関係古書コーナーは東京大学同窓生の方々に大変ご好評でした。

会場では「東京古典会」のご協力により荒俣宏氏も出演された映画『DOCUMENTARY 和本 -WAHON-』をスクリーンで上映致しました。(投影中の人物は井上書店、井上氏)

お客様へ稀覯本の解説中の支部長と杉原書店、杉原氏

当日の参加書店で最高齢の御年80歳の棚沢書店、棚沢氏

来客の合間に打ち合わせ中の支部長と棚沢氏

大変有難い事に来年も東京大学様から参加のご要請を頂きました。来年も是非ご来場頂けましたら幸いです。