東京古書組合 ブログ

ウチノ　ホシニ　コンナモノガ　トドイタヨ。

『THIS IS IT！』　ナンテ　ドコカデ　キイタケド・・・

チョット　ナンブ　ニ　イッテミヨー！！

フムフム、入札スル人ニ、色分ケシテモラウノネ。
合理的ー。

オオ！　コンナニタクサン！！

ソロソロ　ヌキカキガ　ハジマルヨー

『ヌキカキ』ッテ　ナンダロー？

『ヌキ』とは、売買の記録をした伝票のこと。
本部会館の市場ではパソコンで入力していますが、
南部古書会館をはじめとする支部の市場では
まだまだ手書きの複写伝票を使っています。
もちろん金額の計算は電卓、もしくはソロバンで。

マズハ　落札者ヲ　キメナイトネ。

封筒の中に入っている入札金額を見比べ、
一番高値をつけた業者さんとその金額を
封筒の表に書き入れていきます。

この作業は、本部も支部も同じ。
まさにザ・人海戦術！

次ハ「札改め」ダネ

☆ベテランオールスターズ☆のいぶし銀な仕事ぶり。

落札封筒の中には、次点の入札用紙が残されています。
ベテランの鋭い眼差しで見比べて、間違いがないかチェック！
間違えようなものなら厳しい叱責 なんて飛びませんよぅ。

イヨイヨ　「ヌキ書き」ッテヤツ！？

これが買いヌキ。買い物をした業者さんの伝票です。

１人で20店位を担当するのでクリップで固定したら、
下敷きを挟んでどんどん記入。
ヌキ書きマシーンに変身するので、
このあたりから口数も減りがちに。

１人で20店分位を担当。
お買い物の多い業者さんにあたると
顔で笑って心で泣きます・・・

下の写真は書き始め約2時間。
順調に封筒もたまり、手も痛くなってきた頃。

「おやつの準備ができましたよー」

ベテランも若手も職員もみんなで休憩。
これぞ南部大市会だな～という光景。

南部大市ハ　マダマダ　ツヅクヨー

「買いヌキ」ノ次ハ計算ダネ。

検算モ　ワスレズニネー

買い主ごとに商品をまとめてるところ。
ボールペンの色分けがココでいかされてます。
その間にお手伝いさんはと言えば・・・

請求書だってもちろん手書きです。
難しい漢字が多いからタイヘン。

引荷ノ商品マデ書イタラ、書キ直シダカラネー

これで今年のお手伝いもおしまい。

来年も南部にいこうよ！

今年もいよいよ近づいてきました！

７月のビッグイベント、
☆明治古典会七夕古書大入札会☆

明古の七夕大市といえば、
この数年でも、五箇条の御誓文起草稿、坂本龍馬が姉に送った書状、
三島由紀夫の未発表写真や書簡に正岡子規幻の選句集等々・・・
挙げればきりがないくらい、注目度の高い商品が毎回出品されています。

明治古典会が取り扱う商品は明治・大正・昭和三代の
文学・歴史・芸能を中心に、明治以前の和本・古文書から
肉筆類、絵葉書やポスターと幅広く、
まさに印刷物の一大マーケットと呼べるかもしれません。

最近、明治期の日本に題材をとった作品が多いですが、
近くて遠くなりつつあるこの時代、
近代日本へと大きく社会が移り変わっていく中で
大切に受け継がれてきたもの、新たに生み出されたものを
お客様ご自身の目で見て、手で触れて確かめてみませんか。

<明治古典会さんのHPはこちら>
http://www.meijikotenkai.com/2010/

画面越しに、ページをめくる真似より、指先で感じる紙の質感を。

なんちゃって。

いよいよ今週末の七夕大市！

会場設営も着々と進行中です。

今年は、ポスターのイメージに揃えての会場造り、
エントランスにはこの後、本物の笹が登場予定！

夏の黒色も重くならずスッキリとカッコイイですね。
さすが、明治古典会。

お手持ち品は、こちらでお預かりさせていただきますので、
ご了承くださいね。

明日から商品が会場に陳列される予定、
いざっ、会場に潜入だ！

○明治古典会さんHPはコチラ○
http://www.meijikotenkai.com/2010/
目録も確認できますヨ！