『ヌキカキ』ッテ ナンダロー?
『ヌキ』とは、売買の記録をした伝票のこと。
本部会館の市場ではパソコンで入力していますが、
南部古書会館をはじめとする支部の市場では
まだまだ手書きの複写伝票を使っています。
もちろん金額の計算は電卓、もしくはソロバンで。
マズハ 落札者ヲ キメナイトネ。
封筒の中に入っている入札金額を見比べ、
一番高値をつけた業者さんとその金額を
封筒の表に書き入れていきます。
この作業は、本部も支部も同じ。
まさにザ・人海戦術!
次ハ「札改め」ダネ
☆ベテランオールスターズ☆のいぶし銀な仕事ぶり。
落札封筒の中には、次点の入札用紙が残されています。
ベテランの鋭い眼差しで見比べて、間違いがないかチェック!
間違えようなものなら厳しい叱責 なんて飛びませんよぅ。
イヨイヨ 「ヌキ書き」ッテヤツ!?
これが買いヌキ。買い物をした業者さんの伝票です。
1人で20店位を担当するのでクリップで固定したら、
下敷きを挟んでどんどん記入。
ヌキ書きマシーンに変身するので、
このあたりから口数も減りがちに。
1人で20店分位を担当。
お買い物の多い業者さんにあたると
顔で笑って心で泣きます・・・
下の写真は書き始め約2時間。
順調に封筒もたまり、手も痛くなってきた頃。
「おやつの準備ができましたよー」
ベテランも若手も職員もみんなで休憩。
これぞ南部大市会だな~という光景。
南部大市ハ マダマダ ツヅクヨー