今日、明日は東京資料会の大市会。
あいにくの雨模様にもかかわらず、
下見入札に業者さんが集まってきています。
東京古書会館で、平日毎日行われている市場(交換会)は、
それぞれ専門分野が違っています。
その方が、売りやすく、仕入れもし易いですしね。
例えば火曜日は、和本を扱う東京古典会と、
日本語以外の言語を扱う東京洋書会、
幕末以降から近代の文化資料や、初版本や肉筆類などを扱う
金曜日の明治古典会など。
基本的に市場は毎日ありますが、
年に1回大規模におこなうものを
大市会とよんでいます。
今日は、水曜日に学術図書・学術雑誌・報告書等を扱う
東京資料会さんの大市会。
大市会ともなれば、特定のジャンルや旧蔵者などでまとまった
出品商品、一口物が多いのも特徴。
今回は、鉄道関係の一口物がありました。
プレートの中には、廃線になった行先票など、
グッズ類もたくさんあります。
会場の片隅で、業者さん同士では教えられない、
見分け方のコツをこっそり教えていただけました。