日本の古本屋


日本の古本屋メールマガジン
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    。.☆.:*  その41・6月7日号  *:.☆.
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【日本の古本屋】は全国730書店参加、データ445万点掲載
の古書籍データベースです。

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◆INDEX◆
1.現代古本屋の研究 連載2「目録とネット販売の兼ね合い」
2.「古本屋が書いた本」展目録
3.日本の古本屋即売展情報

(このメールはMSゴシックで編集しております。読みづらい場合
は、お手持ちのパソコンの設定をご変更下さい。)

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■お知らせ■

 この企画「現代古本屋の研究」は、古書と読者をつなぐ情報誌の
日本古書通信社が「今後の古本屋の在るべき姿を模索するために、
4つのテーマを決めて、全国の古書店主たちから、そのお考えを聞
く」ことを目的に同誌に掲載されました。
 その考えに共鳴して、全国の組合員の古書店主達が、お忙しい中
ご自分の経験をもとに、渾身の原稿を寄せて下さいました。
 今回のテーマは、「目録とネット販売の兼ね合い」で、9人の古
書店主の文章です。ぜひ、ご一読下さい。

・古書ふみくら  佐藤周一 
・林語堂     木村宏
・葦書房     宮徹男
・ポラン書房   石田智世子
・杉原書店    杉原靖
・文生書院    田中大介
・とらや書店   中川英治
・けやき書店   佐古田亮介
・とんぼ書林   藤原栄志郎
 (敬称略)   

「現代古本屋の研究」次号は7月上旬予定です。

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◇◆◇自らのHPを作る大切さ
              郡山・古書ふみくら 佐藤周一◇◆◇

 
 当店がネット販売を始めてから今年で七年目に入った。二〇〇〇
年の売上四三八万から二〇〇五年は一三三七万の売上と取り敢えず
は少しずつであれ、売上は伸びているが、その伸びは現在の所鈍化
している。今後ネット販売が果たして、古本業界の主流の販売形態
になるかと言うと、個人的にはいささか疑問を感じている。コスト
的には安価にはみえる。しかし、当店のような零細店でも、月々の
経費は五万円程かかるし、PCの切替等の費用を考えると決して安
価では無い。

続きはこちらへ→ http://www.kosho.ne.jp/melma/fk/060501.html

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◇◆◇ペーパーとペーパーレス
                 青森・林語堂 木村 宏◇◆◇

 
 紙の目録は十七年前からやっています。その当時からのおつきあ
いのお客様もいらっしゃいます。一時は売上げが激減して止めよう
かと思いましたが、なんとか部数を減らしても、いまでは毎月発行
しています。それまでは、目録を印刷するためだけに、ワープロで
データを作成していましたが、いまは、ネットにアップするデータ
をそのまま紙の目録の印刷版下にするだけで、そう手間はかかりま
せん。ネットをやるようになったのが八年前で、「日本の古本屋」
には、初期の頃に入ってやっていました。

続きはこちらへ→ http://www.kosho.ne.jp/melma/fk/060502.html

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◇◆◇目録とネット販売は水と油か
                 福岡・葦書房 宮 徹男◇◆◇

 「見開きに値札の糊跡が付いているので返品します」「送って来
た本を見たら小口が焼けているので返品します」。このように従来
の古本販売を行ってきた常識からすると考えられない事が、次々と
飛び出して来るのがネット販売では常態と言える。さて、ここで
「古本を買うのにそんな小さなことを言う人は買う資格が無い」、
と言ってネット販売と決別するか、多勢に無勢とおとなしく従うか
の岐路である。

続きはこちらへ→ http://www.kosho.ne.jp/melma/fk/060503.html

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◇◆◇ネット担当古本屋の女房
            練馬区・ポラン書房 石田 智世子◇◆◇

 ネット販売を始めたのは二〇〇一年九月です。店売りも悲劇的な
ほどには落ち込んでいなかったので、まず、ホームページを作りま
した。そこにはエッセイを載せたり、掲示板を作ったり、希望に満
ちた出発でした。もちろん、管理人は私ではなく長女で、設定から
全てをしてくれました。私のしたことは、本を選んで、打ち込むこ
とと企画することでした。次はホームページ掲載の本を、日本の古
本屋にアップしました。月3回の更新。

続きはこちらへ→ http://www.kosho.ne.jp/melma/fk/060504.html

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◇◆◇ネットと目録の有効な使い分け
                本郷・杉原書店 杉原 靖◇◆◇

 私共の店は最初から店売りでなく目録による通信販売を主体に商
売をしてきたので、インターネットが発達してきた時から、目録に
変わる大きな宣伝手段が現れたと考えていました。目録とネットを
対比して考えてみた場合、利便性ではネットの方が数段優れていま
す。古書業界にとってコスト面、及び商品情報の速い伝達という点
においてネットが目録より効率が良いことは感じています。またお
客様も、知っている本を手に入れる場合、ネットを利用する方が楽
だと認識しておられます。

続きはこちらへ→ http://www.kosho.ne.jp/melma/fk/060505.html

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◇◆◇ネットで基盤を、目録で展開を
              本郷・文生書院 田中 大介◇◆◇

 文生書院で目録とネットのデータ登録を担当しております。以下
は一社員として日頃考えていることです。まずは目録の方から話を
進めましょう。ご存知の向きも多いでしょうが、うちの目録は厚い。
営業に出向くと「ああ、あの厚い目録の古書店さんね」といわれる
ことが多いそうです。厚いだけで他に特徴がないという意味で、最
初は嫌みでそういわれているのかと思っていましたが、案外そうで
もないらしい。

続きはこちらへ→ http://www.kosho.ne.jp/melma/fk/060506.html

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◇◆◇地方古書店からみた目録とネット販売
              水戸市・とらや書店 中川英治◇◆◇

 古書はネット販売に向いているものだ、というのが今の私の率直
な感想です。私の店がある通りは、水戸駅前で以前は最も繁華な商
店街でした。昨今、どこの地方都市でも最大の問題である中心市街
地空洞化の波に揉まれて通行人は数分の一になってしまいました。
私が目録販売を始めたのは30年前、ネット販売は「日本の古本
屋」が誕生してすぐに入会させて頂いたので約10年になります。
この二つが無ければすでに閉店していたと思います。

続きはこちらへ→ http://www.kosho.ne.jp/melma/fk/060507.html

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◇◆◇ネット販売と目録販売何が変ったの
              神田・けやき書店 佐古田亮介◇◆◇

 古本の売買は、ずっと古本屋が中心にあり、お客様は、売るにも
買うにも、古本屋を通してしか売買の方法はなかった(一部に愛好
家による交換会もあるが)。ところが、PCの普及により、多少古
本の知識があってPCを使えば、誰でもネットで古本を販売できる
ようになった。革命的な事である。一口にネット販売といっても、
ホームページあり、オークションあり、サイトに参加してなど様々
だ。しかし、売るのは誰でもできるのであるが、仕入はどうする。

続きはこちらへ→ http://www.kosho.ne.jp/melma/fk/060508.html

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◇◆◇インターネット「日本の古本屋」の現状
             杉並・とんぼ書林 藤原栄志郎◇◆◇

 以下は、昨年十月九日に、「古書の日」(10/4)記念イベン
トとして開催された・古本屋になるには一日講座・での藤原氏のお
話。「東京古書組合月報」二〇〇六年二月号からの再録です。とん
ぼ書林はネットでやっているのですが、扱っている分野が、自称日
本初の女性問題専門のネット古書店とうたっています。自分自身の
こだわりで出版や映画など、いくつかやっています。

続きはこちらへ→ http://www.kosho.ne.jp/melma/fk/060509.html

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■「古本屋が書いた本」展目録■

2005年4月21日から4月24日まで東京古書会館にて
行われました「古本屋が書いた本」展に合わせて目録を発行
いたしました。

http://www.kosho.ne.jp/event/chosaku.htm

B5判、52ページ、700点以上もの著作を掲載。
1部500円(+送料210円)。

まだ残部がございますので、ご希望の方は、本代500円+送料
210円合計710円分の切手を同封のうえ、・郵便番号・住所
・氏名・電話番号を明記し、郵便にて下記までお申し込み下さい。

101-0052
東京都千代田区神田小川町3−22
東京古書組合・広報部 

まで。

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■日本の古本屋 即売展情報■
6月〜8月の即売展情報
http://www.kosho.or.jp/servlet/sokubai.ksB001

新宿展の日程が変更になっております。
最新情報をご確認下さい。

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【バックナンバーコーナー】
http://www.kosho.ne.jp/melma/

次回のメールマガジンは2006年6月下旬頃発行です。
お楽しみに!

: ゜・☆ * ゜本を売るときは、全古書連加盟の古書店で ゜* ☆・゜:
全古書連は全国古書籍商組合連合会(2,400店加盟)の略称です

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日本の古本屋メールマガジンその41 2006.6.7

【発行】 東京都古書籍商業協同組合 広報部・事業部・TKI
     東京都千代田区神田小川町3−22 東京古書会館
     E-Mail: melma@kosho.ne.jp (メールマガジン専用)
     URL: http://www.kosho.or.jp/

【発行者】広報部:中野照司 藤原栄志郎
     事業部:田中隆志
     TKI:岩森正文

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