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☆INDEX☆
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1. 岩波書店 『図書』 編集長 富田武子
2. 『震災に負けない古書ふみくら』 佐藤 周一
3.「江戸川乱歩と東京古典会」 小林光寿
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━━━━━━━━━━━【編集長登場(4)】━━━━━━━━━━
いつも本と人のあいだに――『図書』の役目
編集長 富田武子
調べもののために、いま手元にはたまたま『図書』終刊号があり
ます(本誌の読者は「えっ、『図書』も(!)やめちゃうの」なん
て早とちりはなさらぬはず)。そう、終刊号とは昭和17(1942)年
12月5日発行の『図書』第83号です。定価5銭(送料1銭)と印刷され
た最終面(表4)には新刊広告もあり、岩波文庫が6点と『数値積
分法 下巻』(日高孝次著、A5判、305頁、クロース装、定価5円)
が掲げられています。文庫6点のうち泉鏡花『註文帳』は★(星1つ)。
これは昭和18年1月15日発行20銭とあり、当時の星単価が20銭と分
かります。
続きはこちら
http://www.kosho.ne.jp/melma/1109/index-1.html
岩波書店『図書』編集長 富田武子
岩波書店『図書』
http://www.iwanami.co.jp/tosho/
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━━━━━━━━━━━【自著を語る(63)】━━━━━━━━━━
『震災に負けない古書ふみくら』
佐藤 周一
震災からもう半年が経ってしまった。此の間自分は何をしていたの
か、膨大な数の買入は、本来は古本屋としては喜ぶべき事なのに、
素直に喜べない。特に地震被害の大きかった須賀川地区(震度6強)
では首都圏から来たリサイクルショップ等のあくどい整理屋の跋扈。
片づけるには、これこれの費用がかかると言って、お金をもらって
品物を持ってゆく。あまりのひどさに博物館と教育委員会に呼びか
けて、出来るだけ整理する場合は博物館に相談してもらうように話
を進めた。
3月11日午後2時46分。今でも夢ではないかと思うことがある。
いや夢であってほしいと言う思いがある。でも地震、津波、そして
原発の事故は現実である。須賀川の店は幸いにも半壊ですんだ。
店に張られた赤い通知書、大工さんには今度大きな余震が来れば危
ないと言われた。それでも中の本を黙々と片づけ、営業を少しずつ
でも再開してくれた娘には頭が下がる。多くのお客様からの励まし
の言葉にも感謝している。
郡山市の駅前、当店が店を出した頃、27年前は十店舗ほどの地
元の新刊書店さんがあった。今駅前の路面店は間口一間半の当店だ
けが細々と営業を続けている。確かにまだ中央から来た大型店が3
店舗残っているが、それもこれ以上景気が悪くなったら、どういう
方向に向くかは解らない。
続きはこちら
http://www.kosho.ne.jp/melma/1109/index-2.html
論創社
http://www.ronso.co.jp/
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━━━━━━━━【「江戸川乱歩と東京古典会」】━━━━━━━
「江戸川乱歩と東京古典会」
小林書房 小林 光寿
来る10月2日(日)・3日(月)に、東京古典会創立100周年記念
「和本シンポジウム」が、東京古書会館にて行われます。とにかく
「和本」にスポットを当てたイベントで、地下ホールでは慶應大学
・立教大学・東京古典会がコラボし実現した貴重書展が、2Fでは
浮世絵版画の摺りの実演が、そして7FではTV等でも活躍中の、東
京大学大学院教授ロバート・キャンベル氏と、直木賞作家木内昇氏
のトークライブが行われます。
その中でも、立教大学の協力で行われる地下ホールの貴重書展「
江戸川乱歩と東京古典会―購入記録にみる和本蒐集の軌跡」をご紹
介いたします。
続きはこちら
http://www.kosho.ne.jp/melma/1109/index-3.html
詳しくは東京古典会ホームページをご覧下さい。
http://www.koten-kai.jp/
※東京古典会創立100周年記念「和本シンポジウム」は終了いたしました。
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━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━
編集長登場 第五回
『読書人』編集長 明石健五
http://www.dokushojin.co.jp/
自著を語る
『必携 古典籍・古文書料紙事典』 宍倉佐敏著
(八木書店 定価10,500円(本体10,000円+税5%)好評発売中!
http://www.books-yagi.co.jp/pub/index.htm
本と街の案内所とe読書ラボ 連想出版 青木 隆平
http://edokusho.info/
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━━━━━━━━【日本の古本屋からお知らせ】━━━━━━━━
「日本の古本屋」では、携帯電話で※古書検索ができます。
ご利用下さい。
※古書検索のみで、ご注文はできません。
お手数ですが、ご注文の際はパソコンをご利用下さい。
また、新たに新着情報ページを追加致しました。
こちらは直近7日間の古書店別新着入荷情報一覧を随時
更新しています。
http://www.kosho.or.jp
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━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━
9月〜10月の即売展情報
⇒ http://www.kosho.or.jp/servlet/sokubai.ksB001
携帯電話からも見られるようになりました。。
⇒ http://www.kosho.or.jp/public/spotsale/mobileList.do
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次回は2011年10月下旬頃発行です。お楽しみに!
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日本の古本屋メールマガジンその107 2011.9.26
【発行】東京都古書籍商業協同組合:広報部・TKI
東京都千代田区神田小川町3−22 東京古書会館
URL http://www.kosho.or.jp/
【発行者】
広報部:西村康樹
編集長:藤原栄志郎
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