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本バトンに答えてみました。

こんにちは、「東京古書組合・広報課」です。
このコーナーでは、私たち東京古書組合や古書業界にまつわること、
またそんなことから少しはずれたこと、他愛ないこと、取るに足らないこと、
なんでも気ままに(週一回か二回)書いて行くことができたら良いなと、
切望しています。


※今回は、とりあえず、更新しなければ、という切迫感の元にお送りします。



今回は、方々から更新しないのかという圧力をかけられているので、
別に誰からも回ってきていないのに、バトンに答えてみる、
という少し痛々しい方法で難を逃れてみたいと思います。


バトンというのは、とある題材について、色々な質問や項目があり、
それらについて、ルールに則って答えつつ、誰かに渡していく、
そのような流れで、連帯が生まれていく、という風な文化のことです。
(きっと)
よ、宜しくお願いたします。



* * * * * * * * * * * * * * *


本バトンが回ってきましたので、答えてみたいと思います!
(元気に、バトン参加を表明することも大事です)


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ルールは至ってシンプルなものです。
・本のタイトルをあ~わ、が~ぱで埋めていく。
・過去に読んだことがある。
・作家はダブらない。
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シンプルだけども、大変厳しいルールですね。
と、とりあえず、頑張ってみましょう。


あ アメリカの鱒釣り/ブローディガン
い 家/島崎藤村
う 失われた時を求めて/プルースト
え 永遠平和のために/カント
お 女の一生/モーパッサン

か 柿二つ/高浜虚子
き 恐怖の兜/ペレーヴィン
く 熊の場所/舞城王太郎
け 蹴りたい背中/綿矢りさ
こ <子ども>のための哲学/永井均

さ さるのこしかけ/さくらももこ
し シーシュポスの神話/カミュ
す strawberry shortcakes/魚喃キリコ
せ 正義と微笑/太宰治 
そ 存在と時間/ハイデガー

た タンノイのエジンバラ/長嶋有
ち チェーホフ一幕物全集/チェーホフ
つ 次のまちまで、きみはどんな歌をうたうの?/柴崎友香
て 哲学者かく笑えり/土屋賢二
と 東京の昔/吉田健一
 
な 中原昌也作業日誌/中原昌也
に 人間喜劇/サローヤン

ね 年代記/タキトゥス
の ノラや/内田百閒
 
は 八月の光/フォークナー
ひ 百年の孤独/ガルシア・マルケス
ふ 蒲団/田山花袋
へ 変身/カフカ
ほ 方法序説/デカルト

ま マルチチュード/アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート
み 緑の家/リョサ
む 無情の世界/阿部和重
め 眼と太陽/磯崎憲一郎
も もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵/椎名誠

や 宿屋めぐり/町田康
ゆ 雪沼とその周辺/堀江敏幸 
よ 四十日と四十夜のメルヘン/青木淳悟

ら ラスト・ワルツ/盛田隆二
り リンダリンダラバーソウル/大槻ケンヂ
る ルドルフともだちひとりだち/斉藤洋
れ 零度のエクリチュール/ロラン・バルト
ろ 老人と海/ヘミングウェイ

わ わたしたちに許された特別な時間の終わり/岡田利規

う゛ヴァルター・ベンヤミン著作集/ベンヤミン 

が 外套/ゴーゴリ
ぎ 銀の匙/中勘助
ぐ 虞美人草/夏目漱石
げ 現実入門/穂村弘
ご ゴドーをまちながら/ベケット

ざ 残光/小島信夫
じ 邪宗門/高橋和巳
ず ズッコケ山賊修行中/那須正幹
ぜ 善悪の彼岸/ニーチェ
ぞ 増補 漱石論集成/柄谷行人

だ ダロウェイ夫人/ヴァージニア・ウルフ
ぢ ぢん・ぢん・ぢん/花村萬月

で デミアン/ヘッセ
ど どぜうの丸かじり/東海林さだお

ば 晩夏/シュティフター
び 病牀六尺/正岡子規
ぶ 文章読本/丸谷才一
べ ベゼルドの妖剣/神坂一
ぼ ボルヘスとわたし/ホルヘ・ルイス・ボルヘス

ぱ パーク・ライフ/吉田修一
ぴ ピンチランナー調書/大江健三郎
ぷ プレーンソング/保坂和志
ぺ ペドロ・パラモ/フアン・ルルフォ
ぽ ポロポロ/田中小実昌




はい、今回は、こういう羅列的な感じでやってみました。
「ぬ」と「づ」はどうしても、出てきませんでした。
ところどころ、見苦しいところがありましたが、お許し下さい。
みなさんも、是非ともお試しになられたら、良いと思います。
全部埋められたら、結構な愉悦を得られることと思います。
今回は以上です。
もう、なんにもありません。
ないんですったら。





それではまた次回。
東京古書組合広報課でした。