毎秋恒例の「古典籍展観大入札会」が明日より開催されます。
「和本の世界~千年の時を超えた書物との出会い~」と題して
お送りする今年の注目はなんと言ってもコレ!!
書状を1行から数行ずつ切断して送り、最後につなぎ合わせて読ませる「密状」で、
戦国時代の非常時に見られる珍しいものだそうです。
行間にうっすらと貼り合わせた跡があるのですが見えるでしょうか・・・
この他にも奈良時代から幕末の古書がなんと約2000点も出品されています!
↑中段の塔は、「百万塔」日本最古の印刷物といわれるもので、
中には経文が納められています。
↑かるたもいくつか出品されています。
札の角のかすれや黒ずんだ様子に、昔の人々が遊んだ名残を感じます。
今年の古典籍展観大入札会は、11月13、14日です。
国宝重要文化財級の貴重な書物を直接手にとることが出来る数少ないチャンスです。
ぜひご来会ください、お待ちしています。
詳しいことは、東京古典会さんのHPをご覧下さい。
○東京古典会 http://www.koten-kai.jp